気力を取り戻す

いやあ、先日坂口安吾の素晴らしさを記事にしようと頑張っていましたところ
途中で消失しまして…ふてねをばっちしきめこんだ次第です。

だからと言って本日はそれを改めてしたためる気力もなく。


素晴らしいものに出会った時の感動と同じくらい、
駄目なものに出会った時の憤怒もまた、大きいもので、
どうしようもなく人に伝えたくなる時があります。

しかし悩むのは、そんな衝動をブログに載っけようとしたとき、人を嫌な気分にさせてしまわないかなあというところ。

自分としては大抵理由があるので、ここは良かったけどこういうところが嫌で、
って順序だてて書いて、自分でも確かめたいわけです。

今自分が想定してるのは、お金を出して買った物だとか、サービスなんだけれど
出来れば次回から損をしないように、失敗しないようにするために、何故今回は失敗だなあと思うに至ったかを明らかにしたい。
また、せっかくブログなんだから、自分の意見に関して、それは違うよ、とかこういう見方もあるよ、とか同意するよ、とかいうやりとりがあってもいい。

でも、果たしてそういった実のあるやりとりに値する記事を書く技量が自分に備わっているかどうか、
とりわけ無秩序な批判に終始してしまわないか、自分には自信がないのです。

そういった訳で、最近書籍で失敗続きなんだけど、もやもやしっぱなしです。

たぶん、ここだって読み返すと過去には、いろんな物をこき下ろして来たんだろうけど、
ここんとこ、なんか気分わりぃなこのレビュー、と思うことが多くて、人のフリ見て何とやらを実践しようかと思ったのです。

まあ、一億総批評家時代ですから、質の良し悪しが発生するのは致し方ないのだろうけど…