三角を探すドライブ

わたくし三連休でしたので、
友人が突発的に計画したドライブに反対する事無く参加してきました。

大義名分は、来月数人で郊外へ遊びに行く時の為の予行演習、
と言ったところですが、まぁ正直何の目的もなく。

それでは余りにもつまらないので、行く先々で三角の物を見つける、
ってドライブにしてみました。

写真が多いので、ご覧になりたい方は右下の「つづきはこちら」を
クリックしてどうぞ。

あ、とってもくだらないので、クリックした労力返せ、とか言わないでね。


レッツゴー。（作者はわかりませんが、素敵なオブジェがありました。）

旅の目的など

旅の目的地は、函館から車で1時間半～2時間程の所にある、江差町という町です。
目的は、先にもご説明したとおり、ドライブがてら三角のものを激写する、
という所にあります。
出来れば自然に馴染んでるものがいいなーと思ったので（そのほうが難易度
上がると思ったので）そういうものが中心です。

写真をマウスオーバーしていただくと、その写真のどのへんが三角か、の
説明が表示されますが、特に意味はありません。

ではどうぞ。

ぶらり途中下車

基本的にドライブなので、車中は大して面白い事もない訳ですが、
江差町の手前、厚沢部町と言うところで一旦車をとめ、こんな三角を発見。


五稜郭ではないようですが。いきなりひねりすぎたか。
とても綺麗な公園ぽい場所でしたが、人っ子一人居ません。
あ、芝生を丁寧に手入れしているおじさんは居ました。

その奥で、更にこんな三角を発見。

実は、この構図が面白いなーと思って今回のドライブの目的を発見しました。
それくらい無目的だったという事です。
この斜面の向こうは、ダムです。ダムはカッコいいので、是非車を降りて
見学したかったのですが、同行者に駄目だといわれました。曰く、意味が
分からないとの事。
ダムを粗末にするものは、ダムに泣くぜ。

あっさりと目的地到着

ダムで涙を飲んだ場所から、更に車で20分ほどで、あっさりと江差町に
到着しました。

到着の証拠に撮った写真でしたが、今見ると三角がまぎれてます。

砂浜に下りてみた

道の駅は海がすぐそこで、砂浜にも降りられるようになっています。

この写真には三角なし。繁次郎浜というらしいが、本当だろうか。

大変お天気の良い日だったので、親子連れがぽつぽつと居ました。
そんな中、女二人で折角だから、と砂浜で三角探し。
中腰でにじりにじりと動く姿に多少なりとも不審な思いを抱いた事でしょう。

砂浜で三角大豊作。

中腰も辛くなったので、敷物もないのにどっかりと座ってしまいました。
先ほど迄不審がっていた子どもたちがフレンドリーに話し掛けてきます。
どうやら、同レベルの人間だという認識が生まれたようです。
余計なお世話じゃ。

一生懸命探した甲斐あって、こんな物を発見する事ができました。

真ん中の白いの2つは、石じゃなく貝殻のようです。右下は硝子。
どちらも海の中で角が取れた模様。水は凄い。

あと、こんな三角も発見しました。

すいません、一生懸命探したとか言っておきながら、ソフトクリーム
食べてました。駒ケ岳牛乳のソフトクリームで、何故か損をした気分に。
（※駒ケ岳牛乳は、江差町より遥かに函館に近いところで生産してます）

さて、流石に砂浜が暑くて辛くなってきました。

場所を移しました。

繁次郎浜から更に車で5分ほどの所に、かもめ島と呼ばれる島があります。
島とは言え、散歩道があるので歩いていけます。
そこで三角を探そうという算段です。

かもめ島だけにかもめを撮ろうとして大失敗。海に逃げ込まれました。


島の近くには、開陽丸という船が復元展示されています。
この船は、幕末期に江戸幕府が所有していた船で、戊辰戦争などでも活躍
したそうで、最後はこの江差町で座礁・沈没したという歴史があるらしい。
艦長は、あの榎本武揚だったとの事。へー。

その船の写真は後にして、とりあえず島の散策にいくべ。
この一言を今では後悔しているのですが。（なぜかは直ぐに分かります）

三角大凶作

散策をはじめて十数分。全く三角に行き当たりません。
防波堤には、テトラポットがありましたが、全くテトラくさくない造形。
このテトラポット作った奴誰だよ。
見えるのは、大きい岩にざっばーんと寄せては返す波ばかり。

海は綺麗なんだけどねえ。


防波堤で茫然と座り込んでいると、通りすがりの兄妹が話し掛けてきました。
「おさかなみえる？」との事。大変可愛らしい。
よーしおばちゃんがんばっちゃうぞー、と防波堤から身を乗り出して、
魚を探そうとしたその時。

こども、偉いぞ。

小さいながらも、やっと三角を発見しました。


分かりますか？写真下の辺り。貝がへばりついてました。

「おさかな居なかったけど小さい貝はいたよー！」と振り返ると、
もう兄妹はお父さんと違う方向を向いていました。
子どもは飽きっぽいからな。ちくしょう。

レッツ家路

かもめ島の散策を終えた頃には、太陽も南中を過ぎた辺りだったので、
早めに帰るべ、という事に相成り、家路を急いだのでした。

そうです、船の写真を撮るのをすっかり忘れていました。
せっかくの、三角がたくさんありそうな物件だったのに。
元々ゆるい感じのドライブだったので、まぁそんな事もあるさ、と
きっぱり諦め帰りました。

帰り道で、これまた激萌のセメント工場群の前を通りかかったのですが、
ここでも車を停めてもらえず、あえなく車中から撮影しました。
が、勿論失敗。

からすだけは躍動感たっぷりに写りましたが。


さて、大変ゆるゆるなドライブでしたが、何となくテーマを設定するだけで
普段とは違う楽しみがあったのも事実です。
大して見つけてねーじゃねーか、とお思いになるでしょうが、
本人は結構楽しかったので、許してください。


帰って服を脱いだら、ズボンの裾から砂がじゃりっと出てきて慌てた事も
あわせて記しておきます。