無題

アンタに話してすっきりしたわ、

といわれる事がすごく多い。

別に聞き上手じゃないし、寧ろ凄くよく喋るし、
基本的に人の話を真面目に聞けない性質なのだが。

どうやら、真剣に聞いてない風なのがいいみたいで、
きわどい事言っても、覚えてないだろうなあ、と
思うらしい。ふーん。

まぁその方たちの狙い通り、家に帰ったら聞いた話の
2割も覚えてられないのだけれど。

これはきっと大学受験時に暗記能力の限界を超えて
脳を酷使してしまった後遺症なんだろう。


今日も、そういう感じで、友達の仕事の愚痴と、
失恋の話とを、ふーん、って言いながら聞いてきた。

どっかの誰かさんと似た様な話で、遠距離恋愛なのに
メールが週1回あるかないか、とか、相手の人間が出来すぎてて
欠点ばかりを指摘される、とか、自分より相手の稼ぎが少ないし
そろそろ結婚を考えたかったのに無理そうだ、とか、
それならぐずぐずしてないでけじめつけなきゃって思った、とか。

理路整然と、考えられてんじゃんすげーと思って、ただただ唖然。
少しだけ泣いた、とか、おめーはドリカムかっつーの。


で、どうやらあたしは一途な女と思われてるらしい。
けど、自分の美的観点にそぐわないという理由で
他の男の人と遊んだり容易に股開いたりしないだけで
（あと、そもそももてないってのが理由の大半）
別に一途でも何でもない。

怠惰な性質が同じ人と5年も連れ添う結果を招いただけで。
しかも、別々の土地にすんでいて、さぁ。


で、こういうちゃらんぽらんなあたしを見て、
自分は彼氏が居ながら不倫もしたし、その他にもちょっと
やり取りしてる男はいるし、急に罪悪感が涌いてきて
けじめつけようと思ったんだと。

全く以って不可解過ぎて、ﾌｰﾝとしかいえなかった。
勝手に別れの理由の一端にしないで欲しいわ。


結構重たい話だった割にはさらーっと話した彼女。
そういうところ凄いなあとは思うのだけれど、やっぱり
人の話を中途半端にしか聞いてないみたいで、殆ど覚えてない。

やっぱり人としてだめなのかも。
いや、かも、じゃなくてだめなんだな。

声とか顔とか、雑感

やっとこさ録画したMステを見た。

トークは面白かった。
歌は、どうかなー？
ちょっと、声が裏返ったり第一声若干外してたり。

歌いこむほど声が出るという歌唱法に変えたそうだが･･･
苦しげに聞こえるのはわたしだけだろうか。

昔の声も好きだったけどなあー。


しかし、右脳のほうを良く使ってんだか、
顔の向かって右半分（つまり彼にとっては左半分）が
凄く若々しい。

全盛期と比べても見劣りしないほど。

一方で、向かって左半分の顔は、頬がこけてるし、
皺も良い感じです。

左脳使ってないんだべかね。
そう云う問題じゃないか。

おしょくじちゅうのかたちゅうい

ひさびさにゲロをしたら、
ゲロの仕方を忘れてたみたいで凄く苦しかった。

拒食症って怖いよねー
でも、この体型・この顔って、少し嘔吐の力でも
借りないとならんのでは？って思った事があったけど、
無理だね。


だってゲロは苦しいから。

田舎から出てきた母、的な。

返事を期待してないのにメールを出す。

確実に相手には届くけど、
相手の心にはね。どうだかね。

あたしはさ、どーでもいいんだ。
一人で食事を取ろうが、一人で買い物をしよーが、
たった10時間ぽっち、如何にでもなる。

でも、折角だから･･･とか思ってしまう、のは、
貧乏根性かもしれん！

求められてないんだよねー、あちらからはこれっぽっちも。
それは、ひしひし感じてる。
いつも、そういう立場だな。


はぁ。なんで、メールしたんだ。
どーでもよくて、一人でもなんとかなるならさぁ。
相手の迷惑を考えよう･･･好い加減。

八方塞

ナポレオンジャケットって、こう、妙なかわゆさがあるけど
鳩胸の人間が着ると、胸に詰め物してるみたいで
かっこわりぃから着られねぇんだよなー。

つーかその前に肥満解消しろって思いますよ。
えぇ。自分でも思ってんですよ。
でも思うだけじゃ叶わない事ってあるじゃない。

ストレッチとか、しないとなーと思いつつ、
只今出血大サービス中につきできまへん。

今日仕事上がってトイレ行ったとき、流産したかと思った。
種つけてないのに。

こんなサービス久々。タイムサービスかっていうくらい。
やっぱり数カ月おきに波があるみたいだなー。
女は難儀だ。でも所構わずいきなりおったってしまうデンジャーと
常に隣り合わせの男だって難儀だと思う。


自分の怠惰、それが誘因となっている魅力のなさ、
その反面機能の健全さ、気質、不安定、等等。
何処に原因があるのかさっぱりわからん。
自信の持てる能力がないのが良くないのかなあ。

縁の下の力持ち、なのか、兎も角こんな人間でも
支えてやろうという奇特な人が、現在居まして。
常々、自分は価値がないとか能力がないとか
そう云う事を言うな、俺に対して失礼だ、と申しておりまして
あたくしも、あら、そうかしら、なんつって普段は見ない振り。
なんですが、一人の時間が多いので、そういう振りを
ついつい忘れてしまう。古巣って戻り易いんだよな。

而してあたくしは機能は健全だけれども、
この、微温湯に死ぬまで浸かる気なら、
機能を使いこなす事はないのだろう。
べつに、戸籍が繋がって無くても構わないし、
一つの空間に居なくても構わない。

けど、だとしたら、どこでけじめをつける？
そもそもけじめなんてつける必要あるのか？

なんか、まいつき、嗚呼今月も流れた、と思う度考える。

ドレス着てる夢みたよ、なんて気軽に報告しないで欲しい。
如何好意的に解釈しても、そう云う事態に現実が傾くなんて
万に一つの確率も無いと思う。

悲しくなるだけだし、突き詰める必要がさし当たってないなら
考えるのやめようって、自分に言い聞かせてるのに、
酔っ払って電話してきて「心の底から」なんて口走るから、
こうなってしまうのでしょう、酷い人。

39108リリースに関して

とうとう出ましたよ。

39108(初回限定盤)(DVD付)[Limited Edition] 吉井和哉 東芝EMI このアイテムの詳細を見る

本家掘っ立て小屋のほうにも書きましたが、
とても潔い出来となってます。

個人的にはM3の「LONELY」がすごーく涙腺に訴えかける
コード進行＆メロディで、この1曲だけでも
このアルバム買ってよかったーと思える。

勿論ほかにもたくさん聴き所はあるけど。


やっと、ずーんと悩んでる状態から解放されかけてるのかな、
という印象。

オールナイトニッポンの時、自分で自分の事を
「こんばんわ、ロックスター吉井和哉です」
とか言って茶化してたけど、あたしは結構感慨深かった。

やっと認める気になったかーって。
どんだけTシャツにジーンズでも、照明落としたステージでも
結果としてロックスターになってしまうのに、
ソロが始まってからつい最近までそれをうーんと
遠ざけようとしてもぞもぞしてたように見えたから。

アルバムセールスとしたら、バンド時代と
比べ物にならないのかもしれないけど、
売り方が巧いなーと思ったのは、バンド解散後
「at the BLACK HOLE」みたいな暗黒まっしぐら、
オレ今サイコーに傷ついてますみたいなアルバムをまずつくり、
「WHITE ROOM」で傷心旅行後の如く優しくどこか諦めた感の
ある作品をリリースした上で、ロックスター宣言及び
「39108」を発売という、これ以上満を持してるぜっていう
お膳立てもねぇだろと。

そりゃイエローモンキーの時からのファンは
「待ってました！」って思うだろうし、
ソロから吉井和哉好きなんですー、って人は
「こんな物もつくれるのね」ってなるだろうし、
勿論「39108」が吉井和哉ヴァージンの人は
素直に感動できるんだろうし･･･。

あらゆる層のファンをしっかりがっちり
取り込む仕組みっていうか、流れになってるよなあ。
当然の如く、夫々の作品の質が高くないと出来ないのだろうけど。

音以外にも、吉井さんの装いの変化を見ても凄く分かり易い。
1st→Tシャツ・パーカーとかジャージ
2nd→ネルシャツにジーンズ
3rd→黒のタイトなスーツ
見た目と音の連動が見事に為されてる。
因みにスーツは煩いくらい「ディオールオム」がお気に入りだと
主張してますね･･･よっぽど好きなんだな。


しかし、今回もう拍子抜けするほどアレンジが素っ気無い。
これは今までなかったぞ、と。
ロッキングオンジャパン山崎氏の「もっとストリングスを」
発言には120%うなずけてしまう自分が居る･･･

じゃあ過去はどんなもんだったか、っつーと
1st、2ndはイエローモンキーから意識的に距離を置いてるけど、
手癖の方が先に出てた感がある。

今回の3rdでは過去と無理に距離を置くんじゃなくて
一旦それはそれとして認めつつも、自然にやった結果
イエローモンキー時代とは全く違うものができた。

だから、ゴージャスなアレンジも出来んだぞ、
でも今はやんないけどね、っていう余裕みたいなもんが有ると思う。
キャリアを素直に認めることで本当の訣別が出来た。と。

皆から求められてるものは把握してるんだろうし、
やろうと思ったらいつでも出来るんだろうと思う。
でも、それでも、今はこれがやりたいんです！っていう
姿勢を強く感じる。

それを彼は「オレには資格があるから」と言う言葉で
表してたけど。資格、っていうと何かゴーマンな感じしますね。



んー言葉が拙いから言いたい事の2割も伝えられないのが
もどかしいー。


けど、単純に一枚のアルバムとして捉えた時には
ほかに中々ないなーっていう音に仕上がってるし、
シンプルな中にも確かな実力を感じさせる出来だし、
今間違いなく一番カッコいいロックなので買って損はなし！

39441（ちょっと苦しい）

いつの間にかすっかり寡黙になった。わたしったら。







プレハブの方に詳しい・そしてウザいレビューは書くとして

吉井和哉3rdアルバム「39108」リリースされました。

39108(初回限定盤)(DVD付)[Limited Edition] 吉井和哉 東芝EMI このアイテムの詳細を見る

わたくしめは、早速発売日前日に買いに走りました。



全体的な感想：メリハリ効いてる感じでよいです。

突き抜け感もあります、が

ちょっと引き摺ってんなー、というのが正直な感想。





音としての出来は、恥ずかしい表現の仕方をするなれば

「ソリッド」ってやつですか。

ドラム＋ベースがかなりのぶとーい感じなのでそう感じるのかな。

特にドラムは、鳴りがとてもよい！



ギターは、あんまりトラック数多くないように聞こえる。

それ以前に吉井氏本人「アコギで歌える曲」がテーマと仰ってたので

音自体の味付けも、リフも極シンプル。

それこそアコギ＋声のみと言う曲もあるし（「恋の花」）。



あと、前作やイエローモンキー時代と比べて、

圧倒的に声が出てる。キーが少し幅広くなったんじゃないかな。

奇を衒った歌い方とかしてないんだけど、声そのものの魅力が

より増したという印象をうけました。



そして、一言いっておかなきゃ気がすまないのはー

アレンジが素っ気ねぇｗ　



多分、これは吉井和哉としてのキャリアがこのシンプルさを

支えてるんじゃないかとおもう。

でなけりゃ相当勇気が要るだろう･･。



なので、このアルバムを表すとしたら

「潔い」という言葉が一番ピッタリくるかもしれない。

これしか思い浮かばん、うん。



ちなみに、歌詞に関しては、狙ってんなーていう

譜割りとか、ぐさっと刺さるフレーズは

今までの作品に比べたら少なめ。



「火傷しそうな熱いコーヒー」なんてライン、

ちょっとにやっとできるけどね。

日常を感じさせるフレーズが多い。

あと今一番エロティックな言葉は子曰く「おにぎり」

らしいのでその辺も曲中で確認してみると面白い。





過去の彼本人と比べる事は出来ても、他のミュージシャンと

比べる事がちょっと出来ないアルバムって感じ。



評価は分かれそうですが間違いなく前半のクライマックスを

迎えてるっつーか、火サスでいったら9時59分て感じ

なのでこの場合「百見は一聴にしかず」ですので

お勧めいたします。