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(仮)日々の生活(仮)の避難所だけどメインになるかもしれない。 ちなみにプレハブには住んでません。
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そういえばあたくしこの前、上野の国立西洋博物館でムンク展を観てきたわ。
美術の難しい事は良くわかんなかった。

けど、ムンクが自分の作品をただの絵画としてでなく、部屋の装飾装置
として考えていたことなんかは初めて知ったし、どうしてあんな太くて
輪郭の強い、一見太い筆でえいや、っと描いたっぽい絵なのに、人の感情を
写し取ったように見えるんだろう、とか、不思議な事が一杯だった。

象徴的なモチーフが繰り返し出てくるのも、装飾装置として絵を描いてたので
一つながりの作品群の中に物語を想定していたからなのか?とか
興味が色んな方向に飛んでいくので集中して作品みるのが大変だった。

それよりも大変だったのは、ムンク展の次に観た、東京国立博物館の特別展、
大徳川展
いつだったか、アレクサンドロス大王と東西文明の交流展を観に行った時より
もっともーっと混んでいた。
吉井さんの武道館ライブの前だったので、ゆっくり観る事が出来なかったのが
大変悔やまれる。
武具やら書簡やら茶道具やらの貴重なもの、勿論国宝もあったし、教科書で
みたーって代物もあった。

特に印象深かったのは会場の中で一番人の流れが滞っていた、刀類。
分厚い硝子越しでも、その刃の見事さは十分伝わってきて、なんだか
見つめるだけで頬の薄皮が切れそうな感じさえした。
実際に使われた刀というより、宝刀のような物なのかもしれないけど。

勿論、鞘の細工が見事な物や、サラリーマンの一生が買える位の鍔なども
出ていたけど、抜き身のギラギラは漂う緊張感がダントツ、で、
おじいちゃんみたいな人とかおっさんとか小さい子どもまでが釘付け。
主に男性だったけど。


女性のため息が漏れすぎで二酸化炭素の空気中濃度が高かったのは、
姫君たちの婚礼調度品を展示するコーナー。

これに関しては、以前地元の美術館で、美への挑戦、という特別展に行って
葵の御紋つき鉄漿(おはぐろ)道具だとか、鏡台だとか、見たことがある
つもりだったけれど、それらは徳川家から何処かの大名家に贈られた物で
あって、流石に大奥で使われてたものは豪華さが桁違い。
蒔絵一つとっても、なんというか、密度が違う。

硯箱なんか、とっても小さいものなのに、こんなに豪華にする必要あんの?
と思ったし、うちかけに至っては刺繍じゃない部分を見つける方が大変。
しかも金糸?をこれでもかというほど施して。それが側室本人じゃなくて
大奥で働く女の人たちのものだったりして二度びっくり。

一番眩く輝いてたのは、黄金の茶釜と茶道具。
あれ、時価幾らくらいだろう。と、下衆な事しか思い浮かばない。

兎に角ライブもあったので時間が足りずに泣く泣く絵巻やら書は
よく観ないままに出てきてしまった。勿体無い。


博物館・美術館の類は時間に余裕のある時に行きたいもんですな。
国立新美術館のフェルメールも見たかったけど、
やはり時間不足で諦めた。あの青を生で観たかったんだよなー。


大徳川展は、来週日曜日12/2まで、ムンク展は来年1/6まで、
フェルメールは12/17まで。
もし万が一、お近くに行く事があったら、是非。
特に、大徳川展は、もう必見。
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