(仮)日々の生活(仮)の避難所だけどメインになるかもしれない。
ちなみにプレハブには住んでません。
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朝から泣かされた。
わたしは自分の誕生日を忘れていた。
それで今日その話を彼とメールでしていたら
22年前に皆が待ち望んだ日だよ。
という風に返された。
後頭部を殴られたような感じがした。
こんなことを言ってくれるのは嬉しいような気もした。
事実彼はこの言葉で以って来るべきわたしのその日を
精一杯祝福してくれているのだった。
だけどそれとは全く別に、
若し彼に対する感情が外側へ向かっているとすれば
内側へ向かった自分に対する感情は
悲しいような虚しいようなものであった。
それで、嬉しい気持ちと悲しい、虚しい気持ちが
心に棲む「何か」の強力な燃料となって
一気に動き出してしまった。
自分でも極めて不条理なように思われたが
何時もの事だ、という感じがしないでもなかった。
慣れというのは恐ろしい。
こんなに嬉しいような事を言ってもらっても
諸手を挙げて喜べないような人間であることが
一番の不条理であるという気がした。
だけれども一貫して何かしら
温かいような心持がしていた。
その点でも、緩やかにわたしの影を照らし出した点でも
彼の言葉は柔らかな光のようでもあった。
空気の入れ替えをするため窓を開けながら
善い人たちの励ましや慰めが
いつもこんな風に柔らかであれば
捻くれもののわたしも臆せず外へ出られるのになと思った。
それで改めて嬉しくて、ありがとうと言いたい気持ちになった。
しかしこんな風に素直になった時分には
もう既に彼が「行ってくるね」と言ってから
随分経ってしまっていた。
今日帰ってきたら、きっと伝えなければね。
わたしは自分の誕生日を忘れていた。
それで今日その話を彼とメールでしていたら
22年前に皆が待ち望んだ日だよ。
という風に返された。
後頭部を殴られたような感じがした。
こんなことを言ってくれるのは嬉しいような気もした。
事実彼はこの言葉で以って来るべきわたしのその日を
精一杯祝福してくれているのだった。
だけどそれとは全く別に、
若し彼に対する感情が外側へ向かっているとすれば
内側へ向かった自分に対する感情は
悲しいような虚しいようなものであった。
それで、嬉しい気持ちと悲しい、虚しい気持ちが
心に棲む「何か」の強力な燃料となって
一気に動き出してしまった。
自分でも極めて不条理なように思われたが
何時もの事だ、という感じがしないでもなかった。
慣れというのは恐ろしい。
こんなに嬉しいような事を言ってもらっても
諸手を挙げて喜べないような人間であることが
一番の不条理であるという気がした。
だけれども一貫して何かしら
温かいような心持がしていた。
その点でも、緩やかにわたしの影を照らし出した点でも
彼の言葉は柔らかな光のようでもあった。
空気の入れ替えをするため窓を開けながら
善い人たちの励ましや慰めが
いつもこんな風に柔らかであれば
捻くれもののわたしも臆せず外へ出られるのになと思った。
それで改めて嬉しくて、ありがとうと言いたい気持ちになった。
しかしこんな風に素直になった時分には
もう既に彼が「行ってくるね」と言ってから
随分経ってしまっていた。
今日帰ってきたら、きっと伝えなければね。
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