車を変えましたよ

出張前に気張って松本清張を購入してみたものの、あんまり進まず･･･
昭和発掘史ってやつなんだけど、調べ上げたであろうデータの量が膨大で
ただただ唖然。
進まないけど面白いので、長く楽しめそうだ。
秋なので本棚から読みかけの本を掘り出して反芻している。
わたしの部屋は積読どころの話ではないのと、一度読破しても2週間経つと
内容を忘れてしまうのでいつまでも楽しめる。

これでぬくぬくベッドがあれば完璧だけど、最近は読み始めて30分と
しないうちに寝てしまう･･･


長らく難航していた新車選びが一段落し、晴れて先週納車となった。
（その節はtama君に相談したりもした。）

長年乗り回して（潰して？）きた青い車は、養子に出てしまった。
納車の前日、窓を拭くだけのつもりがなんか感極まってきてしまって
結局がっつりと洗車をした。7年も乗ると情が移りまくり。
本当に頼りがいのあるいい奴だった。あんまり大切に乗らなかったけど･･･
やっと免許が取れたその日に、えらい汚れようだった内装部分を
何時間もかけて掃除しまくって、これから一杯乗るんだぞーって
思った事を思い出した。

中味と足回りをがっつりと改造した状態で我が家へきたので、
車検とメンテナンスが大変な車でもあった。
毎日ハンドル握ってないと分からない様な小さな変化でも
念のために整備工場へ持っていくと、結構重大な故障だったりして、
結局年1,2回は修理していたような気がする。

ツルツルのアイスバーンに弱く、やはりひとふゆに1,2回はスピンをした。
しかし轍や段差、深雪部分にはめっぽう強く、7年間で一度もはまって
出られなくなった事がなかった。

車内がものすごーく狭く、最後の1年間はほぼ2シーターとして乗っていた。
お世辞にも乗り心地が良い車とはいえなかったけど、わたしはとっても、
不器用なあの車が好きだった。


そんな車から乗り換える、という事で新車選びが難航したのだった。
最終的にはスタイルで決めた。自分が出せる金額では、各社とも
中味にそれほど違いが出ないからだ。

結局好きな形と色を兼ね備えた車にした。しかし誤算だったのは色だ。
自分では凄く好きな色なんだけど、他人は大抵「へぇ～･･･すごいね」と
言ったきりである。
或いは、戸田恵梨香の奴か、といいながらダンスの真似をされる事が多い。

「いい色じゃん」と言ってくれたのは今のところ一人しか居ない。
そんなにアレですかねぇ･･･オレンジ。

今思いつきで車に関して書いてしまったので、写真がないけれど
わたしはあの、リアの感じだけのために、この車を買ったのだ、と
毎日車庫入れした後に思う。なんとも言えず好みだ。

小さいサイズの割には、走行時にうわっついた感じがしないのも良い。
しかしスマートすぎて現時点ではちょっと物足りない感じもする。

惜しむらくは収納が少ないねぇー、女の人向けの車の割に。
インパネが貧相だ、とか言ってたのも実際乗りだすと余り気にならない。
オーディオを変えたからかもしれない。

出かけるには暑からず寒からず、いい時期だしドライブでも、と思ってたら
なんだか急に北海道は寒くなってきました。



新しい車も、前の車のことくらい好きになれるといいなあ。