臨界点

核融合が、起こっちゃいそう☆



ほんっっっっっっっとに限界！！！！



もうやだ、あと1日だけど、行きたくないっ！！！

教育実習なんて、大嫌い。

生徒なんて、指導案なんて、他人の授業なんて、もう見たくない。

自分のHRの生徒だけが、まだ少しマシと思える。



余りに頭に来て、今日生徒に暴言吐きそうになった。

つーか、ほんとに、なまじ進学校だからたちが悪い。



すっごいストレス。

物凄い負荷がかかってて、嫌な事片っ端から忘れ去れそうな位

心が病んでる。



教師になんて、なるもんじゃない。

高校教師が、きっと一番向いてない職業だ。

それを確認できた事が、今回の実習唯一の収穫。



ただただ虐げられる為に行っているように思えてくる。

別に授業で嫌な思いはあんまりしていないけれど。

他の部分でかちんと来る事が多すぎる。



「人として」の教育を受けないまま、あの歳になってしまっている子どもの

なんと多い事か。

高等学校は、「教科教育」を行う場所であって、

「人間形成」を主に担うべき場所じゃないと、わたしは聞いたぜ。

だけどアレはなんだ？



まるっきり、わたしが属してきたような社会の中で育ってないのでは？と

疑いたくなるほど、別の人種。

親は何を考えて、あの子たちを育てているんだろう。

よく「親のせいじゃなく学校のせいだ」とか言う人がいる。

じゃあ、お前が教育現場に来て生活してみろってんだ。

あんなもん、学校によこして教育しろとか言われても

教育の仕様もなにもあったもんじゃない。

今は、もう本当に社会の共同体が機能していないんだな、と身に沁みて実感した。



わたしは、新しい社会の可能性を考える学問を学んでいる。

技術の発展が、社会の形や機能までをも変える重要な局面に、

今わたし達は立っている。



だけど、これ以上の変化が、あんな人間を大量生産するような変化なら

そんな社会、ちっとも歓迎すべきじゃない。

今までは歓迎ムードで勉強を進めてきたけどこれからは

ちょっと、批判的なスタンスをとってみようと思う。



なんて言うか、後味悪いけど、絶望した。



早く終われ。終わってくれ。



こういう現状に目を背けちゃいけない。

だけどわたしには教育の側からのアプローチは出来ない。

社会のあり方を考えるのが、わたしの仕事なのだろうと思う。