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(仮)日々の生活(仮)の避難所だけどメインになるかもしれない。 ちなみにプレハブには住んでません。
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わたしは、自分のメアドに逐一ジャガーって入れるくらい

ジャガーがすき。



まだひよっこな年齢だから、試乗会なんて絶対にいけないけど

いつかは行って、乗ってみたい。

体感したい。

あの、官能的な流線型のボディ。

上質な、革張りのシート。

ちょっとクセのあるクラッチ。

例えばベンツは、踏み込んでからのレスポンスがあまり良くないけど

ジャガーはそこんとこどうなのか。

絶対に下品にならない、その佇まい。



この車に関しては、わたし、ちょっとミーハーちっく。

スペック表を見ても、冷静な判断が出来ない。

やっぱり、乗ってみたい。



あのボディーはわたしにとってある種の芸術だから、絶対に手を加えたくない。

純正で通したい。とか。

でも、下品にならないように、細心の注意を払って、足回りと中は変えちゃいたい。

チューンナップして、自分の色に染めてしまいたい。とか。

やっぱりカラーはグリーンでしょ。とか。



純粋な車好きが見たら、多分怒るだろうな。



いいの、きっかけは、ボディーだから。

エンジンの気筒がどうとか、そういうところから始まった物じゃないから。

書いてて、あまりにも自分が女の子ちっくでめまいがするわ。

バカ女。まさしくその通り。







気がつくと、バイトが4連休になってた。久しぶりの連休。

色んな土地を行き来した今月、結構めげずに働いた。働きすぎ。

それもあと1ヶ月かと思うと、ちょっと不安だ。

早く他の仕事を探さなくちゃ。

それよりも。

来年の今ごろの職場を探して、内定いただかなくちゃ。

優先順位が、ぐちゃぐちゃ。頭もぐちゃぐちゃ。



現状も、ぐちゃぐちゃだい。



ばかー。自分のばかー。

もっと、自分を見つめろよ。

将来なんて見据えてんじゃねーよ。出来る事をやれよ。

出来ねぇ事にチャレンジなんかしてんじゃねーよ。



地に足つけて、やっていけよ。夢みがちになるんじゃねぇ。



30日には、ロビンとの卒論決戦だ。

あぁ、もっともっと混乱。

卒論の大体の外形を作らなくちゃいけない。

作り方は分かってるのに、作れない。

お菓子作りで言うところの

「生クリームだけがねぇんだよなぁ。。」

という状態。



ギブミー生クリーム。







俺の愛情を感じない時はあるかと聞かれた。



あるさ。沢山。



幾ら話し掛けても、上の空のとき。

(大体ロボットの事か、映画の事を考えている)

わたしが興奮気味で話すとき。

(話が終わると、ばっさり「分かりづらいから話しても無駄」と言う)



喧嘩してるときなんて、言語道断。



いや、世間の男性よりは、随分マシだと思う。

優しいひとだから。



わたしだって、愛情を注げてない瞬間がたくさんあるだろう。

だから、常に彼の愛情がわたしのもとに注がれていなくたって、不満はない。

相手に求めすぎる事は、多分良くない。



あなたに期待してないわけじゃないさ。
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何時間寝ただろう。

やっとおめめがぱっちりしてきた。

頭痛がします。具合悪い・・。



すっげーヒマなので(良いのか?)毎日更新の目標を達成しようかと。

いやーしかし、毎日を必死で頑張っているあなたや、

頑張りたいのに頑張れなくて悩んでいるあなた、

自分に自信がもてないあなた(わたしもか・・)

そんな、総ての人たちに捧げたい。昨日紹介した「リラックマ」

力、抜けますよー。特に、肩のあたりの力が。

あんまりこの手の書籍、見たこと無かったんですが。

というのも、結構「なんちゃって」な書籍が多く。

見ていて逆にイライラすることもしばしば。これじゃあ逆ですよ。

でもこれは、凄くわたしの芯を突かれたような衝撃が走りました。

元々だらける性格のくせに、頑張ろうとするから、変なところに力が入る。

そういう現象の解消に、是非どうぞ。



それはそうと、東京へ旅発つ前日。

自分に気合を入れようと、ちょっと入浴後の顔のケアに力を入れたのですよ。

いつもは使わない、すっげー高い美容液(のサンプル)を使ってみたんです。

オイルタイプの美容液で、マッサージしながらつけてくださいとか書いてあり。

意気揚揚として、封を切って、手に出してマッサージ!

・・・くっせぇー・・・

き、気のせいかも知れない。ね。だからもう一回息すってみよう。

・・・・・・・・・・くっっせぇぇー・・・・・・・・

小学校の教室の後ろの方にある、掃除箱を開けたときの匂いがする・・・・。

だけどさ、叶姉妹も言うとおり、美は一日にしてならずじゃん?

だから我慢してマッサージしたのさ。肌にも浸透させてさ。



いや、くせぇくせぇくせぇ。しぬかと思った。

あまりの臭さに頭痛もしてきた。吐気もしてきた。

そりゃそうさ、掃除箱の匂いが、今、わたしの顔に。

ほうきを取るのにも、ちりとりを取るのにも、息を止めて行ってきたわたしが。

その匂いを、顔中にぬったくったんだから、瀕死にもなるわ。

でもね、美のためだから。美しくない顔を美しくするには、

瀕死の覚悟が必要なんだと自分を納得させて、寝に入ったわけ。



・・・顔が触れた枕がくせぇ、掛け布団がくせぇ、Tシャツがくせぇ!!!

匂い伝染!!!

だめ、こんなエマージェンシー旅立ち前日にやるもんじゃない。

耐え切れなくなったわたしはまずネロリ(オレンジの花)の匂いのする化粧水で

顔をふき取ったのです。

ネロリの匂い、ご存知かもしれませんが、オレンジの匂いというよりは皮の苦い匂いに

近いわけです。この匂いがわたし、大好きで。

そしたらば、よ。

くささ爆発!苦味が加わってよりリアルな臭さに大変身♪(当社比)

ダメだ、作戦失敗。

次に、ローズの匂いのする化粧水でふき取りチャレンジ。

ふきふきふきふきふきふき・・・この際肌にかかる摩擦による負担は無視。

まぁふき取る前よりはマシになり、なんとか成功。

乾燥を防ぐ為にいつものクリームをぬったくって(匂い消しの意味も含む)

エマージェンシーから脱却できたわけです。



お陰で3時間ほどしか熟睡できませんでした。

その前の日も3時間しか寝てないのに。

よこはまへ行ってしまえば二人でなんやかんやして遅寝早起きという謎の生活ペース

になるため、やっぱりその後2日間もちゃんと睡眠がとられず。



具合悪いわけだよ。今日。

みなさんも、高い化粧品が臭かった時は、勿体無いと思わず洗い流しましょう。
北海道さみぃー!

気温5℃ってどういうこと?わたしは今日23℃の場所から帰ってきたんですけど。

体壊れるっちゅーねん。



つぅ訳で帰ってきましたぁ~!左手首には、まだ香水の匂い。

香水を借りたのです、ローパケンゾーのオム。んんー、良いにほひ。

今日もあまり湿っぽくなく分かれてきました、羽田空港。

まぁなんつーんだか、GWに入ったらしいっす、航空業界は。

浮かれ顔したじいさんばあさんのオンパレード。土曜日だし仕方ない。

で、あれよ。あの人を見た。

布袋寅泰。

ありえねー。何でこの人選なんだ。もっと他に居るでしょ。遭遇率高い芸能人。

普通だった。堂々としすぎて気づかれてなかった。けど芸能人オーラ迸ってた。

仁義無き戦いの時みたいな格好でいた。でかかった。

足がルパンみたいに細かった。

いや、でもそっくりさんのGW営業行脚って事もありえなくも無いけど。

ほんと、好きなひとと一緒に居るとありえないことばかりです。



一人は淋しいけど、今日は何だか頑張れる。

何割かは、疲労のせいで、その他の何割かは、危うい希望と、この匂いのせい。



あぁ、折角スポイトを持っていったのに。香水分けてもらうの忘れた。

ロクシタンの、オランジュ。もぅ、切れそうなのに。

また、今度会うための理由が増えた。



微妙なんです。今日はなんか。

帰ってきて、すぐにアルバイトへ出向いて。ちょっと疲れてる。

飛行機の中では離陸とジュースサービスと着陸しか覚えてないというザマ。

口あけて熟睡してたんだろうなぁ・・・恥ずかしい。

それでも優しいフライトアテンダントのお姉さんが天使に見えます。はい。



布袋事件以外にも色んな事が、今回も起こりましたよ。よこはま珍道中その3。

わたしが面接を頑張ったんだか適当に流したんだか、まぁやってるうちに

大好きなあの人は、きっとわたしのことより大好きな本屋さんへ行き、

わたしに褒美をとらせようと、2冊の本を購入してくれた。



リラックマ生活―だらだらまいにちのススメ

主婦と生活社

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しばわんこの和のこころ

白泉社

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しばわんこは、これじゃなくて、第3弾の一番新しいやつをくれた。

リラックマは全く知らない本だったけど、恵比寿のスタバのお外で

ベンチに座りながらこれを2人で読んでいたら、何だかスーツを着てる自分が笑えた。

わたし、このリラックマにそっくり。

いや、リラックマの友達のキイロイトリの方に似てるかなぁ。

とにかく、何か思い当たりのあることばかりで嬉しくなった。



今回初めて発覚したこともある。わたし晴れ女疑惑。

わたしが東京へ降り立った日、折りしも異常気象なのか、気温は28℃。

何それ。夏じゃん、夏。スーツだっつーのに凄く暑苦しかった・・・。

そこであの人が一言。

 気のせいかも知れないけど、お前が来ると暑い日になる気がする。

・・・なんですと?

確かに、わたしが実家から居なくなると、ここには雨が降る。

わたしがよこはまに行っている間に、過去雨が降った事がない。

今月上旬に訪れた時は、ぽかぽか陽気だったのに帰った途端、冷えて雨が降ったらしい。

そして決定打。今日飛行機からおり、電源を入れた携帯に2通のメール。

1通目「もう着いたかな?俺は電車乗ってます」

2通目「ただいま。雨降ってきました。太陽返してください。」

・・・そう、わたしが帰ったあと、雨が降ったらしい。

確かに、言われてみれば去年の10月に行った時も、記録的な残暑。

わたしはインドア派なので、あんまり活躍できる場がありませんが

晴れ女らしいです。皆さん是非、野外活動にはこのあたしをつれてって。



映画も見ました。ピーターパン。

でもピーターパン良かったわぁ。

ピーター役の男の子、小橋けんじと木村拓哉足して2で割った様な顔。

ピーター役は、女の子(ex:榊原郁恵・・・)やおっさん(ex:ロビン・ウィリアムズ)

じゃダメなんだ、という事を実感。

原作とあまりかけ離れていない(むしろ近い)脚本の作り方だけど、

男の子のピーターが居る事によって、主人公達は子どもなのに、えもいわれぬ

エロティシズムが漂う。フックも「何か」の隠喩なのでは、と勘ぐりたくなる。

あんまり期待しないで見たけど、ヒットでした。少なくともわたしたちには。



あぁ、もう例の如く寝不足だから寝ます。

だって2日目の朝なんて5時半起き。目醒めちゃったんだよなー。

あの朝彼と2人で語り合ったさ。

この世で生きるよろこび、そして悲しみを。

ぐりーんぐりーん!ほにゃらららーら、ららららららんらー(歌詞失念)



まぁ、そんな感じだったっす。
面接終わったぞ、と。

現在よこはまだぞ、と。

まぁ、なんだ。撃沈です。

こんな言い方はなんだけど、思ったより質問が厳しくなく。

よって昨日寝る前の作戦が見事にはずれてしまったわけでした...。

というのが、個人面談の結果ね。

で、集団面談、いわゆるグループディスカッションはというと、

これが案外楽しいものでして。

とんとん話を進められ、有意義な議論をすることができました。

しかも、みーんな良い人で、帰るころにはすーっかり友達に。

みんなが次の選考に進めるように祈りましょう、と誓い合い

それぞれの家路についたのでした。



まぁぶっちゃけ、わたしに次はないとおもいます。

わたしが面接官なら落とします(昨日の台詞...墓穴掘ったわ/涙)

でも、楽しかったから、ま、いっか。



あとは明日、映画などを見て、さらに楽しむつもりです。

結果的には無駄足だったけどさ、お金は必ず返そうと思うし、

今日経験したことは、無駄にならないと思う。結果がついてこないだけで...

というか、東京で経験した就職「活動」を地元に帰って無駄にしないように

これからがんばろうという気になったのでありました。



やっぱり、大手は無理ですよ。

でも、経験できてよかった。うん。させてもらえて幸せでした。
あけちゃった、今日ってば22日じゃん。

面接の日だぁぁぁ!!!

実はこれが初☆面接。へっへっへ(妙なテンション)



期待しないように、とか、頑張らないように、とか、色々書いたけど

とりあえず出来る事はやった。

つまりわたしの場合、心がまえを作りきった。

相手だって、面接ロボットなわけねぇし。ヒト科ですよ。一緒の。

ヒト科の中でも、モンゴロイドですよ。この分類まちがってね?

少なくとも、同じ日本語を話す人種ですよ。



面接は、会話。

丸暗記のものをダラダラ話したって、つまんねー。

わたしが人事担当ならぜってぇ落とす。

わたしの裏特技は、偉い人や目上の人や年上の人と話すのが好きな事。

楽しんでやろうじゃないの。

地獄のバイトの話だって

地獄の授業の話だって

地獄のスキー訓練の話だって

なんだってしてやるっつーの。地獄ばっかり。

そんでもって、機会を与えてもらって折角だから

おばはん根性丸出しで、自分がどんな人間かをこれ見よがしに語るっつーの。

もうあれだ。相手を島田紳助と思うことにした。

目指せ、人事担当者の涙。女の人だったら上沼恵美子ね(失礼だよ・・)



テンションがあがってきてるから、自分のこと「あたし」って言っちゃうけどね、

あたしが思うに、あたし、あなたのところの会社に入っても

損はさせない自信はあるの。むしろね、雇わないほうが損だと思うの。

理由が聞きたかったら、どんどん聞いて。

あたし、あなたを愛してるから。どんな事だって受け入れられるから。

他の学生がどんなだか知らないけど、あたしとの面談の時間には、

あたしだけを見てろっつーの。

それが二人のルールだったでしょ?

付き合いだした時、約束してくれたじゃないっ!ばかっ!!

あたしはいつだってあなただけ見てるんだからね!?

(ふぅ・・テンション続かねぇ)

グループディスカッションは、あたし、チーム全員を合格に導くから。

いや、主導権握るような事はしないけど。密かにレール敷くから。



もしこの自信がぼろぼろに崩れて、面接会場でぼろっぼろになったって

ちょっとした恥じゃなくて、大恥赤っ恥かいて帰ってきてやる。

あなたとは、住んでる気候帯が違うので、うちの気候帯と、

あなたのところの気候帯では恥の基準が違うのではないでしょうか?

って思わせるような、かきっぷりを期待。

異文化に初めて接した時の衝撃を、

かっちょいく言うとカルチャーショックを味あわせてやるぜ。



多分、ひっさしぶりに緊張するんだろう。逆に、嬉しいぜ。

面接室に通されたら、開口一番「緊張してます♪」て可愛いこぶって(無理)言う。



あたしは、東京で恋人にあっていちゃいちゃして(無理2)、飯食って、マンキツ行って

情報仕入れて、化粧して、気合入れて、面接に向かうぜ。

そんでもって、いざその時がきたら。

楽しもう。

これに尽きるね。

もーしー万が一。成功したとしても予備日があるから、その日に呼んでよ。

すっげー恥掻いて、すっげー失敗して、立ち直れそうになくっても

あたしには、優しい人が待ってる。それはそれは、優しい人。

映画見に行こうって約束したもんね。キャシャーン見れないの残念だけど。

ご褒美も、くれるんだもんね。から揚げ作ってくれるんだもんね。(安っ)

あたし、そのためなら、何でも消化する。

どんな厭な事があっても、消化するし、会って2時間後位の気持ちも昇華する!



だから、誰かあたしに言って頂戴。

何時ものように、俺を殺してなんて、今夜は厭。

体の芯まで響くように。

低くてしゃがれた声で。



やっちまいなっ!

っでーっ!でぇー!でぇん!!(例のテーマ)
あんまり見てる人いないだろうけど。

このブログのタイトル変えようかなぁなんて。

こう、一貫したスタイルとかテーマが見えてこないね。

イマイチ使い方がよく分かってないってのもあるけど。

かといって、かっちょえぇ英語のタイトルってわたしには合わないだろうなぁ。

そもそも英語を思いつかない。思いつけない。

だってわたしは日本人。



元々行きたかった文学部だって、ぜーったい英米文学は勉強しないと思った。

多分わたしのアタリが悪かったんだろうけど、兎に角、翻訳が不自然で。

どうやったって日本人のわたしにはわからない部分が多すぎる。

そこで外国文学を通して外国の言葉や習慣に興味を持つと良いのか・・・。

わたしは、全くその方向を目指す事をしなかった。

それ以前に、日本語の魅力という物に少しずつ目覚めつつあった。

日本の気候、社会、文化、制度、慣習、食、等に囲まれて育ったから

どうしても日本を舞台にした、日本の作家の物の方がぐっと心に来る。

これって感受性の幅が狭い事の裏返しかもしれない。

だとしたらわたしは文学部なんて行かなくてやっぱり良かったのかも。



それはさておき。

同じ日本の文学でも、その種類は多種多様で。(当たり前)

専門に勉強してきた訳じゃないから偉そうなことはいえないけれど、

あくまでもここからはわたしの実感としての話。

好きな作家が何人も居る中で、特に印象に残った作家の話を。

 

1.中島敦 

山月記・李陵 他九篇

岩波書店

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随分熱をこめてレビュー書いたのに、たった今全部消えましたよ、と。

さて、気分を改めまして。中島敦。有名人ですが。

この人の「山月記」を教科書で読んだ人も多いのではなかろうか。

読んだ事のある人はご存知の通り、この人の大きな特徴といえば、漢文体。

あくまでも「体」なのであって、漢文なのではないですが。

慣れていないとちょっと面食らいますね。しかしそれにめげる事無く読む価値あります。

この文体特有のリズムと、話のテンポが小気味良くマッチしているというか。

あ、ちょっとこの紹介のしかた恥ずかしい。

この文庫に収録されている、西遊記をモデルにした「悟浄」シリーズは特に秀逸。

「山月記」も「悟浄」も色で言うとブルーか、深緑な感じ。

一貫して彼の作品には、「存在している事の寂しさ」が漂います。

中島敦という人は、記憶によれば(曖昧)あまり長く生きられなかった人で、

それゆえに作品も多くはありません。(書簡・レポート等除く)

真面目に生きた人だったんだなぁという実感がひしひし伝わってくる作品を。

この文庫は特に、内容てんこ盛りでお得です。





2.芥川龍之介

羅生門 蜘蛛の糸 杜子春―外十八篇

文芸春秋

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わざわざ紹介するのも恥ずかしいですが。

数ある作品集の中でもこれが一番分かり易くて良いかなぁというのがわたしの感想。

最後に収録されている、「歯車」が圧巻。

最後の一行を紹介。

 誰か僕の眠っているうちにそっと絞め殺してくれるものはないか?

・・・中島敦に始まって、何故芥川、しかも歯車?と自問自答してます。

この作品がどういう経緯で書かれたかというのは調べて貰えば分かることなので

わざわざ此処でわたしのへっぽこ知識で繕いませんが。

晩年に書かれたものだったと記憶しています。

特に幻覚・幻聴ともにひどくなっていく時期で、読んでいて痛々しい。

それが、病んでいる心にはマッチするわけですが。危険なマッチンぐー。

この辺から読み飛ばしゾーン

芥川の自殺に関しては、当時も現在も様々な憶測が飛び交っています。

が、その説のどれもイマイチ的を得ていない様な・・・。

この文庫の解説を書いていらっしゃる臼井吉見氏が唱えるように、

理由など、本人にも分からなかったのではなかろうか。

「唯ぼんやりとした不安」

とは有名な彼の遺書であるが、人間死のうと思ったとき、それを決意させる事が

ぼんやりしていればしているほど、感情が行動へ烈しく還元されるのではないか。

「ぼんやりとした何か」が「何者であるか」が分からない。

これは、想像を絶するようなストレスであり、似たような状況をベンサムの構想した

一望監視装置にも見て取る事ができる。

またはフーコーの近代権力モデルとでも言うべきか。

ここでいう「権力」を「不安」に置き換える事により彼のストレスは容易に想像できよう。

あ、ちょっとこの辺の運び、乱暴だろうか・・・。まぁね、へっぽこだから。

常に「不安」を意識せざるを得ない状況、「生き地獄」をさまよう<自ら>を

見事に小説の型にはめたのが、この「歯車」という作品・・のような気がします。

ちょっと読むのが辛い、作品。

ここまで描くと、どろどろしてそうですが、この作品集には

心があったかーいオレンヂ色になる「杜子春」なんかも含まれていて。

とにかく初期~晩年にかけてざーっと収録してあるのでお勧め。

 





そろそろ分かりましたか?わたしは一冊でざーっと読める文庫が好きなのです。

うん、ずぼらだから。



なんか長くなったから、今日はここまでー。

わたしは、へっぽこだから、鋭いつっこみおまちしてます。
何も意味深な事でなく。

BugとHugって大違いだなって。ふと。



今日は久しぶりに学校へ行こうかなぁ。

大体の予定を今、立てています。

大学生活もこの春4年目を迎え、何だかすれて嫌な感じにこなれて来ました。

去年の今ごろは、もうちょっと明るかったと思う。

毎朝母を車で20分ほどかかる職場まで送る事が最近の日課です。

授業が殆どないので、まぁ親孝行のような物の真似事。



必ず大学の横を通って職場へ向かうので、新入生を見つけては

「彼らの自転車のぴかぴか具合が彼らを象徴しているようだ」と母はいいます。

新入生の頃、高校3年間使い古した自転車で通っていた私は一体・・・



そんな私に、ロビン先生は先週こんなことを仰いました。



「ちょっと来月、新入生のオリエンテーションでプレゼンして。

 内容は、学生生活についてとか、就職活動とかそんな感じで良いから。」



・・・えぇぇぇぇ。なんでそんな事よりによってわたしに頼むかなぁ。

あのぴかぴかした感じが、とっても苦手なのに。

第一、わたしは大学生活で何一つやり遂げたことなど無く、それゆえ

人々の前で話せるようなためになる事なんて何一つありません。

また、何を隠そう一年生の後期の頃には学校近くの友人の家に入り浸り

(所謂溜まり場)学校に行かなくなったという経緯もあるっす。

じゃあ何か?真実を話せばよいのか。そういったことの。

つまり

 ●アルバイト頑張りすぎて、学業が疎かになりました。気をつけましょう。

 ●友人の家で音楽やらビデオみて入り浸って学業が疎かになりました。気をつ(略)

 ●彼氏とたまに会ってデートやらエロい事やらして学業が疎かになりました。気を(略)

 ●学友とランチの会を開催する為に授業をさぼって学業が疎かになりました。気(略)

こーゆーことを話せと。。学業疎かになってばっかり。バカだ。

あ、もういっこ。

 ●就職が、決まりません(涙)気をつけましょう・・・



そして大問題が一つ。

この新入生オリエンテーション。

市郊外の、今問題になってる年金の無駄遣いで出来たグのつく施設で行われるもの。

そこには豊かな緑、パークゴルフ場や体育館、立派なホテルまでもがあり。

つまり、遊びに行っているのだ。出来たばかりの友達と。一泊二日で。



そんな中、何だかわかんねーような4年生のババが来て

あーだこーだ話したって、誰も聞いてねぇっつーの。

早く終われと思われてる中で話す事ほど辛い事も無い・・・。



と、ぐだぐだ言いましたが、そんなこんなで断って、他の人を推したんですが、

何をやってきたかはともかく、ちゃんと人前で起承転結つけて話せる人が良い。

とはロビンの弁。そういう人ならわたしなんかでなく誰々がいいっすよ、と

粘るわたし。そしたらですよ。遂に出ましたよ、奴の本音が。



いやー、たまたまお前が今研究室にきたから思いついただけなんだけど。



・・・たまたまかよ!しかも思いつきかよ!すげー失礼。しかも、



俺はその日行かないから。行けないの。山ちゃん(※)に頼んだから大丈夫。



(※山ちゃん

 ・・・別名イリュージョン。わたしの分野のもう一人の助教授。ロビンとは微妙な関係)

ぐおー、ますます失礼。お前も来い!ぷんすか!

大体イリュージョンと二人で何を車内で話せと?約1時間。

「オバケのQちゃん」の話くらいしか話題がねぇずらよ。



かくしてまた憂鬱なイベントの予定が増えたわけです。

わたしが何したっていうのさー・・・

まぁ何でも良いから謝礼くれ。(←本音)
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