誕生するということ

とりあえず、気持ち悪い。

卒論も追い込みに差し掛かってるって言うのに、

体調があっちいったりこっちいったり。

2時間おきにおなかが減って、食べると気持ち悪くなる。



原因は分かっていて、一昨日から服用してる薬の副作用らしい。

例によってまた中容量のピルを飲んでるわけですが、

前の時はこんなに酷くなかったのになあ。

同時に貰った吐気止めを飲むほどではないんだけど

慢性的に胸がむかむかして、でもおなかが減る事もあり、

あぁもう、カオスだわ。



妊娠したばっかりの頃って、こんなに辛いんだなぁ。

何かが生まれる前は、常に混沌なんだね。

それが宇宙だろうが、子どもだろうが

ユニバーサルな標準規格だろうが！



･･･卒論やらなくちゃなー明日も･･･。



卒業論文もまた、生まれる前は母体がカオス。

束の間の山場越感

あぁー終わった終わった卒論中間発表。

成功したかのか失敗したのかイマイチ不明だけど、

飲み会の席で後輩に言われた

「先輩って難しいことしてるんですね･･･」

っていう一言が全てを物語っている気がする。



御清聴してくださっている方に、如何に小難しくなく

わたしの研究内容を発表するか、という事を目標として

自分に課していたのになぁ･･･(苦笑



しかし質疑応答で突っ込まれた内容が

全く自分のまだ知識が薄い部分ど真ん中だったから

課題を再認識と言うか、あ～また来週から頑張ろ、という気分。

だけど何故か担当教官が助け舟をだしてくれたので

あぁ、助かりました･･･。



最近卒論を進めるのがやっと苦じゃなくなってきた。

分からない事も沢山あるし、やらなくちゃいけない事も沢山ある。

けど、知的な探究心を保っていられれば、

後は割と好きな執筆作業しか残っていないから

不明部分の探求を如何に上手くやれるかにかかってるんだろうな。



だけど今から思えば、たったこれっぽっちの内容を調べて

自分で正しく理解できるまでに1ヶ月～1ヵ月半かかった。

ということはこれから先は･･･思いやられるわ。

裸にヒート後落胆

昨日夜何気なくテレビをつけていると

YOSHII　LOVINSONの「トブヨウニ」のPVがフルで流れ

ふーん、等と思いつつ見ていた。



ゴルフ場のロケオンリーで、

正直あんまり金かかってなさそげな感じで、

映像も8mmで撮っているようなざらついた質感で

見ていて心が落ち着くなぁと思っていた。

しかし歌詞が「服脱ごうよ」という所に差し掛かると

何とおもむろに彼も服を脱ぎだしたのだ。



全く筋骨隆々としてないけど締まってる感じの

イギー・ポップみたいな、えぇ身体をしていた。

さすがに183cm・63kgというだけあって細い。



久しぶりに良いもん見たぜ、と言ってたら

「エロオヤジみてぇだな」と返されてしまったけど

めげない。良いもんみたんだもん。



ところで今日バイトから帰宅して部屋に戻ると

ハロウィン期間用ディスプレイの一部が破壊されていた。



･･･母ちゃんだ。

彼女は相当なハードクラッシャーなのだ。

「掃除」と言う名目で全てのこまごました物をぶっ壊す。

時にはこまごましていない物までぶっ壊す。



以前はCD/MDシステムのラジオ用アンテナをひん曲げた。

今日も、ディスプレイのみならず

ポータブルMDプレイヤーの上に物凄く重いバッグを

躊躇無く載せていきやがったようだ。

とりあえず掃除の邪魔とあらばノートPCも床の上に直置き。



此処までされて、何も言わないではおけないが

彼女に何を言ってもムダだ。

議論が終わる頃には全てわたしの所為という事になっている。



「あんたが細々したもんおいておくから。邪魔臭い。」

「あんたが変なところにおいておくから。邪魔臭い。」



母ちゃん。

掃除は毎日自分でしてますので、

人のもの(それも何故か高価な物)をぶっ壊して

挙句の果てに開き直るくらいなら

頑張ってわたしの部屋まで掃除して頂かなくても結構です。



とりあえず謝れと言ってもムダでしょうから

「今日こんなもん壊しちゃったーてへっ」位でいいので

報告だけでもしてください。ふとしたときに気がつくと

かなり心理的なダメージが大きいです。



だれかうちの母ちゃんを止めてくれ。

嫌いな漫画を勧める

今日夕刊を何気なく見ていたらメディア欄が

漫画「恋の門」の映画化特集という紙面になっていて

あ、あの話は嘘じゃなかったのだな、と思った。



わたしは漫画や映画に徹底した

エンターテインメント性を求めている。

わざわざ金出して読んだり見たりするものなんだから

思いっきり笑えたりありえない設定だったりする物が良い。



その点、現実ってそう上手くもいかないよなぁという

わたしたちの普段の呟きが満遍なくちりばめられた

この作品は、あまり好きになれないのであった。



いや、それでも主人公の門がもう一人の主人公恋乃相手に

童貞を棄てるチャンスがありながらも立たなかったシーンとか

それなのに子持ちの変なババアに引っ掛かって

あっけなく初体験を済ませてしまうエピソードなんかは

人生ってこう云う事あるよなぁ、という感じで

感触が悪かったわけではない。



しかし確かラストの方だったと思うけれど

恋乃が数人の男女が出入り自由に居住するアパートで

数人の男に輪姦されるシーンだけは

余りにそのシチュエーションが「有り気」な事もあり

正直読んでいて気持ちのいいものじゃなかった。

(普段そういう描写に嫌悪感を覚える事はない。)



恐らくこれが、羽生生純の力量の為せる技なんだろう。

その才能は大いに評価したい。

恋愛や青春の、初々しさや綺麗な部分だけでなく

いかがわしさ・えぐさ・暗さまでもが盛り込まれている。

ぬるい恋愛漫画を読んでいる暇があったら

これを読め、と言いたい。



掲載していた雑誌がコミックビームだったこともあり

マイナーな感じが拭いきれないけど、

映画化を機にぜひとも脚光を浴びて頂きたい。



だけどわたしは好きになれないぞ、とｗ

コミックビーム自体は大好きなんだけどなぁ。

恋の門 (1)エンターブレインこのアイテムの詳細を見る

↑(レビューここまで)(ここから無駄話)↓



物凄く余談ではあるが、コミックビームの存在を

わたしに教えてくれた友人は、傍から見ていて

友達ながら引く程恋愛に対して頭でっかちであったが

ある時とてもあっけなく彼女が出来、

現在もその彼女と同棲中である。

彼を見るたび門が、門を見るたび彼が思い浮かぶのは

言うまでも無い。



ちなみに余談をもう一つ加えると

その友人とは人生の挫折具合というかヘタレ具合が似ており

どうして物事が上手くいかないか、等と言う

非常に暗いテーマでの話が盛り上がる事が多く

よく夜遅くまで話し込んだりしていた。

その事を当時付き合いだしたばかりの彼氏が

浮気してるんじゃねーのか、と疑い喧嘩になった事があった。



が、しかし一つ言わせてもらえば、

本棚を一瞥しただけでサブカル好きという

傾向が見て取れる様な男性は友人としては楽しくても

恋人としては些か味わい深さに欠ける為

興味を抱く対象になり得ない。



そんな事は、己の特殊性にわたしが惚れて

諸々がスタートしたことからも

自明の理でしょうが、と言いたい。



もしかして自分がかなり特殊な人間だという事を

まだ分かっていなかったりするのだろうか･･･可愛い奴め。

柔和

朝から泣かされた。



わたしは自分の誕生日を忘れていた。

それで今日その話を彼とメールでしていたら



22年前に皆が待ち望んだ日だよ。



という風に返された。

後頭部を殴られたような感じがした。



こんなことを言ってくれるのは嬉しいような気もした。

事実彼はこの言葉で以って来るべきわたしのその日を

精一杯祝福してくれているのだった。



だけどそれとは全く別に、

若し彼に対する感情が外側へ向かっているとすれば

内側へ向かった自分に対する感情は

悲しいような虚しいようなものであった。



それで、嬉しい気持ちと悲しい、虚しい気持ちが

心に棲む「何か」の強力な燃料となって

一気に動き出してしまった。



自分でも極めて不条理なように思われたが

何時もの事だ、という感じがしないでもなかった。

慣れというのは恐ろしい。



こんなに嬉しいような事を言ってもらっても

諸手を挙げて喜べないような人間であることが

一番の不条理であるという気がした。



だけれども一貫して何かしら

温かいような心持がしていた。



その点でも、緩やかにわたしの影を照らし出した点でも

彼の言葉は柔らかな光のようでもあった。



空気の入れ替えをするため窓を開けながら

善い人たちの励ましや慰めが

いつもこんな風に柔らかであれば

捻くれもののわたしも臆せず外へ出られるのになと思った。



それで改めて嬉しくて、ありがとうと言いたい気持ちになった。

しかしこんな風に素直になった時分には

もう既に彼が「行ってくるね」と言ってから

随分経ってしまっていた。



今日帰ってきたら、きっと伝えなければね。

寄生虫

明日の目標。

　・ちゃんと起きる

　・生クリームを買ってくる

　・かぼちゃを使ってお菓子をつくる

　・プレイモービルで遊ぶ



只今リハビリ中。

そして心だけかと思ったら、どうやら肌も敏感だったらしい。

吹き出物が出てしまった。

下っ腹も何だか痛い。



あぁそうか。排卵日か。

だから何となく気分も浮き沈みが激しいのだな。



先週に引いた風邪を拗らせてしまって

未だに調子がよくない。

それで毎日恋人に大丈夫？と心配してもらっていた。

ところが今日はその逆で、どうやら彼の具合が頗る悪いらしい。



それでも行かねばならないから、と

そそくさと仕事へ出かけていったが、

休憩時間に入ってくるメールから察するに

状態がどんどん悪くなっていっているようだ。

明日も明後日も仕事はあるのに、無理をして大丈夫なのだろうか。



とても心配ではあるが

口うるさい忠告が何より嫌いらしいので、何ともいえない。

一緒に住んでいるわけじゃないから看病もできないし、

手も足も出ずとてももどかしい。



唯一できる事といったら、仕事から帰宅後に

電話で畳み掛けるように話し掛けるのをやめる事位だろうか。



昨日は気分の落ち込みが激しくて

だらだらと色んな話を聞いてもらったりしてもらったりして

やっと眠る事が出来たのだった。



わたしの存在、相当負担かも･･･。



早く治って元気になってくれればいいな。

こんな言い方、他人事のようだけれど

わたしの餌食になってしまって、可哀相･･･

ゆっくり休ませてあげなくちゃ。

ここは酷いインタ（略

今日も突っ込みどころ満載の検索キーワードが大豊作。

というか、全てのキーワードが変。



「確実　女が　落とす」というワードで

ここに来ちゃった人も居ました。

まことに遺憾ではありますが、

あなたの求めているような情報はここに

一切御座いませんのでご了承ください。



どういう事情があったのかは知りませんが

あなたが望みどおり女(或いは男)を確実に落とす方法を

既に手にされている事を切に願うばかりです。



アク解見ていつも思うのだが、

何でもネットで分かると思ってませんか？

という匂いが少しする。

わざとハズしてマニアックな検索をしてるんじゃなくて

検索という行為自体に振り回されてるような気がしてならない。

今回のキーワードにしたって

もっと他の探し方ありませんか？ってな感じの言葉だし･･･。



これだけ大勢の人が自分のページを持っていたり

様々な企業が自社の情報をインターネットに乗っけたり

学術機関が情報を公開したりしているから

そりゃ何でもありそうに思えるかもしれないけど

たいした事はないと実感としては思うな。



今時の大学生のレポートとインターネットって

切っても切り離せない縁になってるけど

自分がレポートのための情報収集をネットでやってて

思うのは、きちんと使える情報はそんなにない。



やっぱりレポートとして提出する以上

　　・内容に信憑性のあること

　　・参照した書籍等が明記してあること

　　・最終更新日が記録されていること

最低これくらいのことの確証が取れていないと

資料としての利用価値は下がっちゃうと思う。



一番目の要素なんて、嗅覚に近い何か感覚的なものを

働かせるしかない。

そしてそれはネットの世界を渡ってきた「経験」が

大いに役立つのであってなれないうちは見分けるのが難しい。



後、何らかの書籍からの引用とか理論とかを利用した

ウェブページをレポートに使用する場合には

それは「孫引き」になるわけだから

やっぱり参照書籍は明記されてないとまずいと思う。



最終更新日というのはあんまり気にされていないかもしれないけど

そのページが今現在生きたものであるのか、それとも

放置されて死んだものであるかは結構気になる。

例えば何らかの原因でメインのページが削除されてて

端っこのディレクトリだけが生きてるっていう事も

無きにしも非ずだと思うから。

そういう死んだページってレポートとして使用するには

イマイチ信憑性に欠ける様な気がしてならないのだが。



高校生にインターネットの授業を教えた経験上

ネットに十分慣れていると思われる生徒でも

今述べたような事を気にする者は皆無に近かった。

そして検索のかけ方もめちゃくちゃだ。



何も高校生に限ったことじゃなくて

学校で習って、活用しているはずの大学生もそう。

未だにどっかのページをコピペして

そのまま出す奴がわんさか居るそうだ。

自分の言葉で言い直すことすらしないらしい。

そんなもんあやしい部分があったら

その部分だけ抜粋して検索かければ一発で分かってしまう。



それよりまずいのは、調べようともしないで

人に聞いて何とかしようとする人かなぁ。

一部では教えてちゃんとか質問厨とか呼ばれてるみたいだけど。

はっきり言ってしまえば

何にも調べないでor十分に調べもしないで質問をしてくる人間に

その答えを教えるという行為には、

教える側にメリットがないんだよな。



親切じゃないとか優しくないとか言われそうだけど

大勢の人間が議論している中で調べればわかりそうなことを

「○○ってなんですか？」って聞くことによって

話の流れが止まってしまうこともあるし

情報を共有するのがインターネットなんでないの？と言われても

じゃあその質問主は、こっちに何か情報をもたらしてくれますか？

と切り返さざるを得ないなぁと思う。



自分で調べろ！って横暴に答える人もちょっとなぁって

思うけど、まぁ言いたい事はそう云う事なんで

仕方ないとしか言いようがない･･･。



でも、人がこんなに増えたんじゃこのエントリの内容も

異端扱いなのかもしれないな。

不親切ですね、とか。